日本は衰退している。
そのような言葉を耳にする機会は少なくない。
確かに、経済成長率やGDPなどの指標を見れば、
相対的な勢いは低減してきているように見えるかもしれない。
しかし、ここで立ち止まる必要がある。
日本の評価とは、そのような一面的なもので測れるのだろうか。
成長率なのか。
規模なのか。
それとも、別の尺度が存在するのではないか。
社会の安定性。
治安。
文化的成熟。
これらは数値化されにくいが、確実に存在する要素である。
私たちは何をもって国家を評価しているのか。
そして、これから何を基準として評価していくのか。
その問いを抜きにして、
国家の現状を語ることはできないのではないだろうか。